627 :Mr.名無しさん:2010/01/25(月) 23:49:51
昔、まだ学生の頃、姉兄妹で喋ってて変な雰囲気になった時のこと。
上妹「今日、友達が上妹ちゃんのお兄ちゃんってちょっと格好良いよねとか言い出して…」
俺「え、まじで?」
姉「うわー、なにそれ、その子ありえへんわー」
上妹「うん、だからアタシも直ぐに眼科行った方が良いでって言っといた」
俺「酷っ!?」
姉「いや、別に酷くないやろ」
上妹「うん、酷くない」
俺「いや酷いから、むしろお前らが行った方が良いから眼科、上妹の友達の方がまともやから」
姉「え、なに、あんた自分で自分が格好良いとか思ってんの?マジで?」
上妹「うわ……キモ…」
俺「べ、別に、カッコいいとまでは思わんけど! そこまで悪くないことない!? あとキモいとかいうな!」
姉「あ、唾飛んだ! ちょっと、もう、キモっ!」
上妹「キモすぎ……死ね」
俺「あー、くそーもーお前らなぁー」
下妹「ただいまー、あれどうしたん?」
上妹「おかえり、おにぃがアタシらにキモい言われて泣いた」
俺「泣いてへんから!」
下妹「えー、なんで? お兄ちゃんキモくないやんー」
姉「こいつ、自分で格好良いと勘違いしてんのーアホみたいー」
俺「だから俺は別に…下妹「別に勘違いとちゃうやん! お兄ちゃん格好いいやんっ!」
下妹「お兄ちゃん!」
俺「え、あ、はい?」
下妹「お兄ちゃんはキモくないし、あたしはお兄ちゃんの事好きやで!」
俺「えっ……あー、えっ?」
姉「……あーあー、うん、下妹、あのな、兄妹でそういうのはヤメときな?」
下妹「へっ……あ、違うし、そういうんじゃなくて! えっと……違うしっ!」
上妹「……でも今、おにぃが好きっていったやん」
下妹「言ったけど! お兄ちゃん好きやけどぉ……そういうのと…ちゃうもん…」(真っ赤になりながら萎んでいく)
全員「………」
その後、親が帰ってくるまでの数時間、妙な空気のまま無言が続いた。
[ 2010/01/26 22:27 ]
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